能勢博著『ウォーキングの科学』を読む

インターバル速歩(速歩3分とゆっくり歩き3分のセットを、1日5セット以上、週4日以上を繰り返す)を行うことによって、膝伸展筋力(大腿の前の筋力)が13%、膝屈曲筋力(大腿の後ろの筋力)が17%、最高酸素消費量が10%向上するという。

著者によると、「体力低下こそが生活習慣病の最も重要な要因で、それを向上させればそれらの症状が改善する」。さらに、一般に本人が「ややきつい」と感じる運動ががん予防に効果的であるという。

著者はウォーキングによる体力向上が長寿の秘訣であると説いている。「ウォーキングの科学」に興味のある方には是非、読んでもらいたい一冊である。

講談社ブルーバックス 900円+税


KAZUMAの読書日記

冒険、スリラー、ジョギング、エッセーなどなど、気の向くまま、多ジャンルの読書を続けてきましたが、オススメできそうな本を備忘録風にご紹介いたします。

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