MIKE LUPICA著 『Robert B. Parker`s PAYBACK』を読む

 ペイバックは、矛盾する愛の関心を持った、ボストンを拠点にするグロック拳銃を携帯した私立探偵サニー・ランドールの視点から語られている。サニーは愛犬ロージーと暮らし、最近、失ったパンデミックでの体重をまた元に戻さないように奮闘している。サニーは、自身のセラピストと自分の内なる動機付けを探求して過ごし、献身的な同僚、友人、家族らに囲まれている。

小説の初めで、サニーは、彼女の良き友人のレストランが、ヘッジファンド・マネージャーの肩書きを持つ高利貸しに奪われた時、友人を助けることを即座に決める。同じ頃、サニーは、大学のアパートの近くでサニーの同僚の姪に危害を加えたいわゆる加害者を追跡しようと、同僚に援助の手を差し伸べる。

事態は簡単ではない。そして、筋書きは素早く展開していく。サニーは一見すると無関係なように見える二つのミステリーを正体を暴こうと奮闘する。ヘッジファンド・マネージャーが殺害され、非協力的な大学生をサニーは怪しみ、サニーはついに答えを見つけることを決意する。サニーはそれぞれの手がかりを追っていき、組織犯罪を含んだ複雑な物語は徐々にその全貌を現わしていく。

簡潔な文章で書かれた犯罪ミステリーは読みごたえたっぷりです。是非、皆さま方にも読んでいただきたいと思う所存であります。

Miyoshi             1600円+税

KAZUMAの読書日記

冒険、スリラー、ジョギング、エッセーなどなど、気の向くまま、多ジャンルの読書を続けてきましたが、オススメできそうな本を備忘録風にご紹介いたします。

0コメント

  • 1000 / 1000