古賀良彦著『睡眠と脳の科学』を読む

7時間睡眠がいかに人間の健康維持にとって必要かを解説した本。

睡眠時間が短くなれば、成長ホルモンをはじめとするホルモンの分泌が抑制されたり、サイトカイン、Bリンパ球などの免疫物質の働きが弱くなったりして、免疫力を低下させる。

したがって、短時間睡眠者でもない人が、長期的に短時間睡眠を続ければ、体はさまざまなダメージを受け、その結果、死亡率が高まるのではないかと考えられている。逆に、寝すぎても死亡率は高まる。睡眠時間が長くなると、浅いノンレム睡眠が増加したり、レム睡眠の比率が乱れたりして、質の良い睡眠がとれなくなるからである。

睡眠とがんの関係 

 睡眠不足や良質な睡眠がとれていないと、免疫力が衰えて、がんが発症しやすくなるという研究が数多く報告されている。

これは睡眠中に分泌されるメラトニンというホルモンの作用が関係している。メラトニンは催眠促進、免疫力、抗腫瘍作用、活性酸素の中和作用を高める作用を持つホルモンであり、体内時計の働きで、朝の光を浴びてから14~16時間後に血中濃度が高まる。メラトニンの分泌量の不足はがんを発症させる確率を高めるという。

このように睡眠不足は健康の大敵なのです。皆さんも良質な睡眠をとって、日々の健康維持に頑張りましょう。
bloggerにて2022年2月13日 公開

祥伝社新書 780円+税

KAZUMAの読書日記

冒険、スリラー、ジョギング、エッセーなどなど、気の向くまま、多ジャンルの読書を続けてきましたが、オススメできそうな本を備忘録風にご紹介いたします。

0コメント

  • 1000 / 1000